この記事の内容
兼業主夫とは
家事と育児の平行してパートなどの仕事も兼業する女性の男性Ver。
仕事と家事、育児を両立する男性の事。筆者はフルタイム看護師をしながら、家事、育児もこなすガチ勢。
女性が専業主婦の時代は終了
国税庁の調査により、日本の男性の平均年収は511万円(平成26年度)であることが判明しております。
実際、この年収で一家を支えることが出来るかというと、非常に難しいのが現実です。特に、東京などの都市部に住んでいれば、家賃や物価も高いため、この傾向が堅調になるでしょう。
そもそも、大卒の生涯年収は、平均約2億円程度と言われています。専業主婦になるということは、この大金という資源をドブに捨てているようなものなので、共働きが合理的なのです。
兼業主夫になる
兼業主夫になると、仕事に加え、家事・育児をする必要が出てきます。とはいっても、家事、育児の全てを請け負うというわけではなく、奥さんと分担するところはきっちり分担するという生活のありかたです。
”分業”ではなく”協力”という関係です。
”家事・児は妻”という固定観念がストレスになる
どうしても、家事・育児は女性の仕事というイメージがあります。この固定観念が、男性が家事・育児に参加した時に、ストレスの原因となってしまうのです。
『 家事・育児は当たり前のルーティンワーク 』というラインまで、落とし込めば、家事・育児がストレスになることはありません。
兼業主夫のメリット
兼業主夫になると1日のタスクが増えるため、体力、精神力を消費するというデメリットがあります。しかし、メリットも多いため紹介したいと思います。
・妻の機嫌が良くなる
配偶者の機嫌は、仕事や勉強などのモチベーションに直結します。私も、1日の仕事のクオリティは、妻の朝の機嫌で決まると感じています。家事や育児を全て妻に任せるのではなく、自分の労力を家事や育児に費やすことで、妻の負担が減り、結果的に妻との良好な関係を維持できるのであれば、最高の投資ともいえるのです。
・独りでも生活する力がつく
妻が急に入院になるなど、夫婦生活にアクシデントはつきものです。兼業主夫として成熟していれば、そういったアクシデントが起きても同様する必要がなくなります。
・生活のコントロールが出来る
兼業主夫になると、1日のタスクが増えます。すると、いかに自分が1日の中で無駄な時間を過ごしているかが分かるようになります。特に、不必要にスマホをいじっている時間や、スーパーでレジを待っている時間がムダに思えて仕方無くなります。
たった86400秒しか1日を、1秒だってムダにしたくなくなります。
兼業主夫も出来ないの?
『 仕事と家事、育児の兼業なんて出来ない! 』そう考えている人は、まだまだタイムマネジメント力が不足しています。
スマホで、無駄にSNSを観ている時間やYouTubeを観ている時間はありませんか?その時間を家事などに有効に使うことが出来れば、兼業主夫になることが出来ます。
普段、『 自分は仕事が出来る! 』とドヤっている人ほど、兼業主夫に挑戦すると、新しい発見が多いはずです。
兼業主夫はデキる人間を作る
兼業主夫になろうと決意しても、いきなり上手にできる訳ではありません。兼業主夫開始当初は、想像以上の仕事量に忙殺される感覚になるでしょう。
しかし、数あるタスクを以下に減らし、スムーズに処理するかという創造力を働かせることで、自身のワーキングメモリを鍛え、よりデキる人間になることが出来ます。
ポイントは、”時間の有限性にレバレッジをかけられるか?”です。
例えば、子どもが散乱させたおもちゃをただ片付けるだけでは、兼業主夫として三流です。おもちゃを片付けながら、掃除機をかけたり洗濯機を回すなどの家事を同時並行でこなしていくのです。さらに、使用済みの食器を水に浸しておいたり、炊飯器をセットしておいたりなど、家事は何倍もレバレッジをかけることが出来るのです。
映画がみたかったら、スマホで映画を観ながら食器洗いをすれば、食器洗いのストレスも軽減する上、家事も進みます。