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看護師国家試験の勉強にやる気が出ない人の対処法

 看護師国家試験まで、残すところ約3カ月になりました。

 

実習も終わり、いよいよ国家試験対策に集中出来る時期になりました。

しかし、いざ勉強に取り組んでんみたものの、なかなか試験勉強に集中できない学生も多いのではないでしょうか?

 

そもそも、勉強自体にやる気が起きない学生も...。

しかし、試験勉強のやる気が起きなくても、残り時間を大切に勉強する必要があります。

 

そこで今回は、私が学生時代に、国家試験対策でやっていた工夫を紹介したいと思います。

 

この記事の内容

 

 

 

 

 

 

 

問題集は机の上で開きっぱなし

 まず、『 問題集(過去問etc)を開く 』という過程が、勉強を始めるというハードルをグッと上げてしまいます。そこで、問題集や勉強用のノートは机の上で開きっぱなしにしておくだけで、勉強に取り組みやすくなります。勉強は、”始める”というハードルが最も高いのです。逆に言えば、勉強は始めてしまいさえすれば、楽に進めることが出来るのです。よって、問題集は常に机の上で開いた状態にすることで勉強を開始しやすくなるのです。

 勉強するかどうかはさておき、机の上には開かれた問題集とペンだけという状態にしましょう。試験が終わるまで、毎日その状態にすることで、勉強時間はグッと増えるでしょう。

 まず、過去問一問でもいいので、解き始めることで、勉強を始めるきっかけをつかむことが出来るでしょう。

 

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その日の夜をイメージ!

 1日の終わりに、『あぁ~っ、今日は全然勉強してないや~っ!』と焦って勉強を始めた経験はありませんか?

 大半の人が、このような”焦り”を経験したことがあるはずです。勉強不足の焦りから、夜から深夜にかけて勉強してしまう人がいます。しかし、これは、翌日の睡眠不足につながり、勉強効率を大きく下げる原因になってしまいます。

 

日中勉強を開始するためにはまず、

 普段から『 勉強しないまま、夜を迎えて後悔しないか? 』を自分に問いてみて下さい。

 

 大半の人は『このまま夜を迎えたら、後悔する!』と考えるはずです。

 夜、就寝前に後悔しないような1日を過ごすために、勉強したくなるはずです。

 

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徹夜・夜更かしは絶対NG!

 睡眠不足は絶対NGです。大半の学生は11月前後から本格的に勉強を開始し、2月までの約4カ月という長期戦になります。その間に、徹夜や夜更かしを繰り返してしまうと、モチベーションや体力を維持することが出来ません。脳のコンディションは、最高の状態を維持して勉強に取り組んだ方がストレスなく過ごすこと出来るのです。

 また、睡眠不足の状態では、勉強のやる気も起きにくくなってしまいます。

 

 国家試験対策は暗記と論理的思考が試されます。 暗記は睡眠中に定着し、論理的思考は脳のコンディションに大きく左右されます。

 夜中の疲れ切った脳では、論理的思考も暗記も捗りません。勇気を出して早く寝て、早起きして勉強した方が圧倒的に勉強が捗ります。つまり、あえて夜中の勉強は捨てて、翌日の体力回復に専念するべきなのです。

 『 明日やろうは、バカ野郎! 』という格言がありますが、夜は話が別です。明日のために、コンディションを整えることを考えましょう。すると、翌日高いパフォーマンスを出すことが出来るようになります。

 

 

どうしても勉強出来ない日は諦め

 国試対策は暗記がメインであり、どうしても飽きます。これが大学受験であれば、教科を変えることで、”勉強の飽き”を予防することも可能です。

 

 しかし、看護師国家試験は、どの範囲も結局、医療の勉強です。そのため、勉強そのものに飽きてしまいやすいという特徴があります。体調が悪くて勉強どころじゃない日もあるでしょう。そういう時は、無暗に根性論で頑張るのではなく、休んでしまいましょう。

 

 自分の趣味に没頭したり、行ったことがない場所に行くのもアリだと思います。普段使っている脳と別の部位を刺激することを意識しましょう。すると、勉強のモチベーションを回復させることが出来ます。

ただし、夜は早く寝ることだけは忘れずに!!

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