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看護師国家試験やっちゃダメなNG勉強法

看護師国家試験やっちゃダメなNG勉強法

 

記事の信頼性

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 必修問題:48/50(正答率96%)
一般・状況設定問題:212/250(正当率84.8%)
全体:260/300(正答率:86%)

 

 

 

 

本記事の内容

  ・テクニカルタームの暗記偏重

 ・タイムプレッシャーなしで勉強

 ・スマホで時間を測る

 ・ながら勉強

 ・過去問演習をしない

 ・模試を受けない

 ・模試の後に分析・復習をしない

 ・予備校のセミナーを受けまくる

 ・座ってばかり勉強する

 ・参考書(過去問題集)コレクター

 ・友達と勉強する

 

 

 

テクニカルタームの暗記しかしない

 

 単位認定試験と看護師国家試験をゴッチャにしてはいけません。看護師国家試験はマーク試験です。看護師国家試験ではテクニカルターム(医療用語)を書かされるという試験ではないので、単語を暗記しても点数には反映されません。

 

 

 

時間制限をかけない

看護師国家試験には時間制限が設けられています。過去問題を時間無制限に解いたとしても効果半減です。勉強出来る範囲も狭くなるので非効率的です。

いつでもタイムプレッシャーをかけて効果・効率を挙げましょう。

 

 

 スマホで時間を測る

 スマホは同じ部屋にあるだけで集中力を大幅に低下させてしまうとういう研究結果があります。対策として、スマホは別室など、すぐには使えない環境に置いておきましょう。

 同時に、スマホで時間制限をかけると、ついついYou Tubeなどの動画アプリやインスタ・TwitterなどのSNSをひらいて時間を浪費する危険性が高いです。

 

 

 

 

ながら勉強

 必死に覚えようという姿勢なくして、自分の頭に知識を定着させることは難しいです。

『この知識はどうやったら覚えやすいか?』

『この知識はどこが重要か?』

 常に自分の頭で考えながら勉強する必要があります。看護師国家試験に落ちたら、数年間の努力はムダだったことになります。それどころか、無駄に年齢を重ねた分あなたの価値は下がったことにすらなってしまいます。

 ながら勉強は暗記の効率を著しく下げるという研究結果も出ているので、ながら勉強はやめましょう。

 

 

 

過去問演習をしない

 看護師国家試験で一番点数に直結する勉強法は過去問演習以外にありません。自分の知識に不安があるからといって、教科書を読み込んだり、ひたすら書きなぐりをする勉強は非効率的です。

 まず過去問演習をして、間違えた問題や分からなかった問題を復習しましょう。そこから周辺知識をさらっておくのがベストです。

 

 

 

模擬試験を受けない

模擬試験を受験しなさすぎるのは勿体ないです。模擬試験は確実に数時間勉強が出来るので、勉強時間の確保にうってつけです。ただし、振り返り・復習をしないとただの時間の浪費になるので注意。

 

 

 

 模擬試験の復習・分析を後回しにする

模擬試験が終わったあとの最優先行動を挙げておきます。

 ・自分の苦手領域の分析

 ・模試の復習

 

 『鉄は熱いうちに打て!』という格言があります。格言通り、模試が終わったらすぐに上記の行動を始めましょう。疲れたからと言って、模試の復習を後回しにすることだけは避けましょう。

 

 

 

予備校のセミナーを受けまくる

 看護師国家試験に予備校のセミナーは不要です。

 理由として、以下のことが挙げられます。

  ・授業形式であり、時間当たり得られる知識の量が少ない。

  ・独学の方が少ない時間で大量の知識に触れることが出来る。

  ・費用が高い(たった一回で数千円~数万円)

 以上の理由から、看護師国家試験予備校のセミナーの受講はオススメしません。

 授業形式時間当たりに得られる知識の量が少なすぎます。独学でで十分合格することが出来ます。私も当時、1回も受講することはありませんでした。一回の受講で数万円する看護師国家試験予備校の料金は完全にボッタクリ。そんなお金があるなら、貯金か株式投資にでもあてておきましょう。

 

 

リアル過ぎるイラストを描く

 これもやってしまいがちな失敗例。自分の手でイラストを描くとよく覚えられえるという人がいますが、大抵リアル過ぎます。イラストは20秒以内で描ける範囲まで簡略化しましょう。

 

 

 

 

座ってばかり勉強する

 暗記は運動しながらの方が効率的です。また、勉強の飽きが来にくくなるというメリットまであります。また、長時間の座位は血流の悪化したり、腰痛の原因にもなるという観点からも、出来る限り立って勉強した方が勉強効率を上げます。

 例えば、過去問題集の解説を読むときなどは椅子から立ち上がって、ウロウロしながら読みましょう。

 

 

参考書(過去問)を大量に買う

 過去問題集コレクターになっていませんか?

 2社以上の過去問を持っているという人は要注意です。過去問題集はどの出版社・予備校のものを使ってもほぼ同じことが書いてあります。何冊も過去問をやり込む時間はないので、イラストが多めとか、語り方が自分に合っているとかそんな理由で十分なので、自分が1番好きな1冊(1社)に絞りましょう。

 『出版社によって微妙に解説が違うじゃないか。』という意見がある方もいるかもしれませんが、出版社ごとの解説の比較をしている時間が勿体ないので、1社に絞って残りは捨てましょう。

 

 

 

友達と一緒に勉強する

  友達と一緒に勉強するメリットはほぼありません。稀に異常に意識の高い受験生が集まって、強制力をもって勉強するグループもありますが、大抵友人の誰かが集中力を切らしてお喋りを始めてズルズルと時間を浪費してしまいます。

 残り時間が短ければ短いほど、効果的な勉強が求められるので、以下の記事を参考にしてみると良いでしょう。

 

www.komattahito.com