精神科ナースの本気メモ

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妻子持ちの私が医学部受験を断念した理由【子育て中に受験はやめとけ】

 


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 2018年6月から2019年12月までの期間、国立医学部合格を目指して勉強してました。

 しかし、2020年1月約1年半に及ぶ受験勉強を辞めました。

 

 

 

私が医学部受験をしようと思った理由

 私はここまで約10年、看護師として働いています。

 そのなかで多種多様な医師に出会ってきましたが、患者の生活を看ることが出来る医師は本当に少数でした。反対に、まともに会話が成り立たない医師すらいるほど、真剣に医業をする医師はほとんど見たことがありません。病棟にいると迷惑だと感じる医師すら存在しました。

 あまりにも医師の質が低すぎて、病院としての仕事が捗らず、ヤキモキして自分が医師になってしまえば良いと考えたのがきっかけでした。

 もちろん、スキルアップし収入が増えるという頭もありましたが、看護師としての経験を活かし、よりよい医療の提供が出来る一助になるつもりで医師志したつもりでした。

 

 

 

私が医学部受験を辞めた理由

勉強時間を確保すること自体にストレスがかかる

 医学部受験には勉強時間が必要です。あらゆるスキマ時間を見つけては勉強してきましたが、それだけでは限界がありました。

 また、私が勉強している中、息子が絵本を読んで欲しいとせがんでいるのを、私は無視することが出来ません。

 家事だってしなくてはいけないのに、妻に任せきりにすることも出来ません。

 国立医学部合格となると、一日最低でも7時間程度は勉強時間を捻出したいところでしたが、自分の生活スタイルでは不可能という結論に達しました。

 

 

 

子どもと気持ち良く遊べない

 先述の通り、私は看護師ですから、子どもにって親と一緒に遊ぶ時間がいかに大切かということを理解しているつもりです。父親として、母親には難しい体を最大限使った遊びをしていくこともしたいのです。それをガマンすることも出来ませんせした。

 

 

 

モチベーションの維持が難しい

 看護師になる過程で感じていることは、努力はその過激さに応じて継続出来るということです。

 例えば勉強のモチベーションも日中10時間必ずやる。と決めて一週間も継続すればそれは半自動的に努力出来るようになり、成長速度も飛躍的に上がるということです。

 しかし、子供の行事やイベント、記念日などどうしても勉強出来ない日が出来てしまうとその後の勉強に対するモチベーションがガクッと下がってしまい、勉強すること自体が苦痛になってしまいました。

 

 

 

 

医学部受験勉強を通して得られたスキル

 

英語力が飛躍的に向上した

・語彙力

・長文読解力

・リスニング力

 上記の3点を意識的に約500日間、毎日勉強してきました。それにより、勉強開始前に比べ、飛躍的に英語力を底上げすることが出来ました。毎日続けるって大事。

 

 

勉強が習慣化した

国立医学部受験となると、毎日一定時間以上の勉強が必要になります。勉強時間が満足に取れないながらも工夫して勉強時間を確保する癖がつき、 最終的に勉強をしてないと気持ち悪く感じるようになりました。

 

 

医師にはなれなかったけど

 残念ながら医師にはなれませんでしたが、私は精神科の看護師です。精神科ではどうしても行動制限があり、ストレスを抱えながら生活している患者さんが大勢います。私は、そんな患者さん達が少しでも快適に療養生活を送る為に工夫をして仕事をすることが出来ると思っています