精神科ナースの本気メモ

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精神科で時々聞く『拘禁反応』とういう言葉についてまとめ

拘禁反応とは何か

 拘禁反応とは、刑務所や警察に拘禁されることによってみられてくる異常な精神状態。広義の心因反応ととらえることが出来る。

 精神科では、隔離や身体拘束という状況が、拘禁状態と酷似している為、このような症状が出現する場合がある。
 拘禁という特殊な状態で、心身の自由を失い、将来への不安や過去への後悔などが合わさって、大きなストレスが生じ、異常な症状を示す為、特別な名称がつくようになった。主な症状として、以下の症状を主訴とする。

・ガンザー症候群

・昏迷

・妄想などの精神病状態

・不安

・抑うつ

・原始反応(短絡反応、解離状態、爆発反応など)

 また、拘禁反応は拘禁が解かれたり、判決が下って刑が確定すると軽快するのが通常です。また、詐病との鑑別が重要となる。

 

 

 

ガンザー症候群とは何か

 ICD-10では、『他の解離性障害』として位置づけられている。当意即答によって特徴づけられ、夢幻様状態、幻覚、感覚運動障害、健忘などの症状を伴う、特異なヒステリー性もうろう状態のことである。当初、未決拘禁囚に見られたことで報告され、拘禁反応でのヒステリーもうろう状態とされていたが、発見者の名前にちなんで、ガンザー症候群と名づけられた。